家庭や仕事も安定しているけれど、繰り返す日常にどこか物足りなさを感じる…。恋愛のような面倒なことは抜きにして、非日常の刺激が少しだけ欲しくなる時って、ありますよね。
この記事でお届けするのは、まさにそんな「割り切り」の関係を求めた、ある30代後半の男性による、リアルなpcmax体験談です。
言ってしまえば、彼のやり方はまるでゲームの攻略や仕事のプロジェクトのよう。感情を挟まず、明確な目的意識と戦略を持って、一夜限りの出会いをスマートに演出していくんですよ。
プロフィール作成から相手の選び方、そしてメッセージのやり取りから実際に会うまでの具体的なテクニックが、この体験談には詰まっています。もし、あなたがスマートな大人の遊び方を求めているのなら、きっと彼のやり方の中に、参考になるヒントが見つかるかもしれませんね。
記事のポイント
- 割り切り目的を達成するための、プロフィールの作り方から会うまでの具体的な戦略
- 自分と同じく割り切った関係を望む女性を、効率的に見極めるための判断基準
- マッチングしたその日のうちに、スムーズに出会うまでの効率的なメッセージ手順
- 出会ってから後腐れなく解散するまで、スマートに振る舞うための一連の流れ
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プロローグ:ルーティンという名の退屈と、ひと匙のスパイス
俺、マサシ、38歳。中堅の食品メーカーで営業課長をしている。我ながら、ソツなく世の中を渡ってきた方だと思う。20代の頃はがむしゃらに働いて実績を上げ、30そこそこで結婚。都内にマンションも買った。妻との関係は、燃え上がるような情熱こそないが、穏やかな海のように安定している。週末には趣味のゴルフに出かけ、長期休暇には家族サービスも欠かさない。絵に描いたような「順風満帆な人生」だ。
俺の仕事は、全国を飛び回ること。特に九州エリアの担当になってからは、月に一度か二度は、必ず福岡・博多に出張する。もはや第二の故郷と呼んでもいいくらいだ。
だが、慣れとは恐ろしいものだ。
福岡空港に着き、地下鉄で博多駅へ。定宿のビジネスホテルにチェックインし、クライアントとの商談を数件こなす。夜は、中洲の接待向けの料亭か、あるいは同僚と「いつもの」もつ鍋屋へ。締めに、これまた「いつもの」豚骨ラーメンをすすって、一日は終わる。完璧なルーティン。完璧な、退屈。
若い頃は、出張先の夜に胸を躍らせたものだ。知らない街のネオン、方言の飛び交う居酒屋。その全てが刺激的だった。しかし38にもなると、そうした刺激は日常の繰り返しの中に摩耗していく。
その夜も、俺は博多にいた。大事な商談を終え、接待の席もそつなくこなし、一人ホテルへの道を歩いていた。時刻は21時。このまま部屋に帰って、缶ビールを一本飲んで眠るだけ。その完璧なルーティンを想像した瞬間、ふと、強烈な衝動に駆られた。
「何か、面白いことはないか?」
キャバクラやガールズバーは、もう飽きた。お金で買える笑顔と会話に、心が動く年齢は過ぎた。風俗は論外だ。虚しさが残るだけだと、とうの昔に学習した。俺が求めているのは、もっと生身で、対等で、その夜限りのキラキラした何か。日常にほんのひと匙加える、上質なスパイスのような出会いだった。
その時、頭をよぎったのは、同じ出張族の同僚が酒の席で話していた言葉だ。
「マサシさん、PCMAXって知ってます?あれ、意外とイケますよ。出張先でサクッと会って、楽しく飲んで…っていう割り切った子、結構います」
PCMAX。聞いたことはある。出会い系サイトの最大手。正直、面倒くさいイメージしかなかったが、その「割り切った子」というキーワードが、妙に心に引っかかった。
ホテルに戻り、シャワーを浴びてバスローブを羽織る。手元のスマホで、俺は少しの好奇心とゲーム感覚で、そのアプリをダウンロードしていた。退屈な夜を終わらせるための、ちょっとした悪戯のつもりで。
第一章:投網漁と、一匹の威勢のいい魚
PCMAXに登録するにあたり、俺はこれまでの営業経験で培ったノウハウを応用した。つまり、「ターゲットを絞り、要点を的確に伝え、クロージングまでの導線を設計する」ということだ。
プロフィール写真は、2ヶ月前のゴルフコンペで撮ったものを使った。爽やかなポロシャツ姿で、少し日焼けした顔で笑っている。年相応の落ち着きと、アクティブな印象。悪くない。
自己紹介文は、徹底的に無駄を削ぎ落とした。
「はじめまして、マサシです。仕事で博多によく来ています。美味しいもつ鍋でも食べながら、楽しく飲める方がいたら嬉しいです。タイミングが合えばぜひ!」
長文は読まれない。下心は透けて見える。大切なのは「具体的で」「ライトで」「相手にメリットを提示する」こと。「もつ鍋」「楽しく飲める」という具体的な目的と、「ご馳走します」という暗黙のメリット。これでいい。
次に、ターゲットの選定だ。俺は検索条件を「20代」「福岡市内」「最終ログイン1時間以内」に設定。ずらりと並んだ女性のリストを、高速でスワイプしていく。顔やスタイルで選ぶのはもちろんだが、俺が重視したのは「プロフ写真の雰囲気」だ。SNOWで加工しまくった自撮りや、カフェで本を読んでいるような意識高い系の写真はパス。狙いは、友達とピースサインしているような、ノリが良さそうで、コミュニケーションコストが低そうな女性。
数分で、5人の候補をリストアップした。ここからは、投網漁だ。俺は、ほとんど同じ文面のメッセージを作成し、5人全員に一斉送信した。
「はじめまして!マサシです。プロフィール見て、いいなと思いました!実は今、出張で博多に来てて。もしよかったら、この後、天神か中洲あたりで美味しいもつ鍋でもご馳走させてくれませんか?」
あとは、網にかかる魚を待つだけ。3人は既読スルー。1人からは「今日はちょっと…」と丁寧な断りの返信。まあ、こんなものだろう。
諦めてビールでも飲むか、と思ったその時。ピコン、と軽快な通知音が鳴った。
『アヤ、29歳、美容師』
「マジですか!もつ鍋食べたーい!笑」
その返信は、威勢のいい絵文字と感嘆符で彩られていた。プロフィール写真を見ると、少し派手な髪色をした、大きな瞳の女性が友達と笑っている。一目でわかる。こいつは「アタリ」だ。俺は、この一匹の魚に狙いを定めた。
第二章:スタンプと絵文字の、テンポ良いラリー
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アヤとのメッセージのやり取りは、まるでテンポの良いラリーのようだった。俺がサーブを打てば、彼女は小気味よいスマッシュを返してくる。
マサシ:「返信ありがとう!急でごめんね(笑)」
アヤ:「いえいえー!仕事もちょうど今終わったとこなんですー✨ナイスタイミングすぎ!笑」
美容師か。なるほど、道理でコミュニケーション能力が高いわけだ。客との会話で鍛えられているのだろう。これなら、会ってから会話に困ることもなさそうだ。
マサシ:「お仕事お疲れ様!じゃあ、本当に今から会えちゃったりする?」
アヤ:「全然いけますよー!お腹ペコペコですw」
話が早い。こういう女性は、大好きだ。俺は、最後のクロージングにかかった。
マサシ:「よかった!じゃあ、詳しい話したいんだけど、ここだとちょっとやり取りしにくいから、LINE交換しない?」
アヤ:「OKでーす!」
ものの数分で、俺のスマホには彼女のLINEが追加された。アイコンは、愛犬であろうトイプードルの写真。こういうところも、親近感が湧く。
LINEに移ってからは、さらにコミュニケーションは加速した。俺が「よろしく!」と固めのスタンプを送れば、彼女は「いえーい!」とハイテンションなキャラクターが飛び跳ねるスタンプを返してくる。このラリーの中で、お互いの「ノリ」を確かめ合っているのだ。
マサシ:「じゃあ、どこで会おうか。中洲の屋台とか、雰囲気あって良くない?」
アヤ:「え、楽しそう!行ったことないかも!行きます行きます!」
待ち合わせ場所は、中洲の那珂川沿いにある屋台街に決まった。時間は、1時間後の22時半。それまでの時間も、僕らはLINEで期待感を煽り合った。
アヤ:「てか、マサシさんてどんな人ですかー?写真じゃわかんなーいw」
マサシ:「普通のオッサンだよ(笑)今日の服装?紺のジャケット着てるよ。アヤちゃんは?」
アヤ:「私は黒のワンピでーす!髪明るいからすぐわかるはず!」
写真を送り合う。彼女は、鏡の前で撮った全身の写真を送ってきた。スタイルの良さがわかる、絶妙な一枚。こいつも、分かっている。これは、今夜を最高に楽しむための、大人同士のゲームなのだ。俺は、ホテルのクローゼットから一番上等なジャケットを羽織り、ほのかに香水をまとわせた。
第三章:中洲のネオンと、完璧な博多美人
中洲の夜は、欲望と活気が渦巻いていた。川面に映るネオンの光、屋台から立ち上る豚骨スープの匂い、酔客たちの賑やかな笑い声。俺はこの街の、猥雑でエネルギッシュな雰囲気が嫌いじゃなかった。
約束の時間、5分前。俺が指定した屋台の前に立つと、人混みの中から、ひときわ華やかなオーラを放つ女性がこちらに歩いてくるのが見えた。アヤちゃんだ。
「マサシさん?」
「アヤちゃん?どうもどうも!」
実際に会った彼女は、写真で見るよりずっと綺麗だった。明るいブラウンのロングヘア、ぱっちりとした瞳を強調する計算されたメイク、体にフィットした黒いワンピース。完璧な「博多美人」が、そこにいた。
「はじめましてー!よろしくお願いします!」
「こちらこそ。寒い中ごめんね、さ、入ろう」
俺たちは、屋台の暖簾をくぐった。狭いカウンター席に肩を並べて座る。まずは瓶ビールを注文し、グラスを合わせた。
「出張お疲れ様でーす!」
「アヤちゃんもお仕事お疲れ様!」
乾いた喉に、冷たいビールが染み渡る。最高だ。目の前では、大将が手際よくもつ鍋の準備を進めている。
会話は、途切れることがなかった。お互いの仕事の話。俺が営業でいかに大変かを少し大げさに話すと、彼女は「うわー、マジ卍ですね!」なんて今どきの言葉で相槌を打つ。彼女が美容師として出会う面白いお客さんの話をすれば、俺は腹を抱えて笑った。
「彼氏とかいるの?」
当たり障りのない探りを入れる。
「んー、今はフリーです!てか、作る気ないかなー、めんどくさいし(笑)マサシさんは?」
「俺?俺は、日本全国を旅する渡り鳥みたいなもんかな」
そう言って、俺はニヤリと笑った。妻帯者であることは、言わない。それが、このゲームの暗黙のルールだ。彼女も、それ以上は聞いてこなかった。
グツグツと煮えたぎるもつ鍋をつつきながら、俺たちは酒のペースを上げた。ビールから芋焼酎のお湯割りへ。アヤは、見た目に反してザルのように酒が強かった。酔いが回るにつれて、彼女の博多弁のイントネーションが色濃くなっていく。
「マサシさん、めっちゃ面白いっちゃけど!」
「アヤちゃんの博多弁、可愛いね」
「そげんことなかよー」
照れたように笑う顔。計算なのか、素なのか。どちらにせよ、男心をくすぐる術を完璧に心得ている。会話の中で、彼女が「恋愛とか重いのは無理」「楽しいのが一番やん?」という価値観を持っていることを、俺は確信した。網にかかったのは、まさに俺が望んでいた種類の魚だった。
第四章:バーカウンターでの最後の詰め
もつ鍋と焼きラーメンを平らげ、すっかりいい気分になった俺たちは、屋台を出た。那珂川沿いの夜風が心地いい。
「あー、飲んだー!美味しかったー!」
「よかった。でも、このまま帰るのもったいなくない?もう一軒、行こうよ」
俺は、ごく自然に彼女の肩に手を回した。彼女は、嫌がる素振りも見せず、逆に「えー、どこ行きますー?」と身を寄せてくる。完璧な流れだ。
俺が向かったのは、中洲の雑居ビルの7階にある、隠れ家的なショットバー。ここは、以前接待で使ったことのある店で、窓から中洲の夜景が一望できる。騒がしい屋台から、一気にムーディーな大人の空間へ。このギャップが、相手の心を揺さぶるのだ。
カウンター席に並んで座り、俺はドライマティーニを、彼女はファジーネーブルを注文した。
「マサシさん、お洒落なお店、知ってるんですね」
「まあね。仕事柄、色々知ってないと」
ここでは、少しだけトーンを落として話す。笑いながら肩を叩くような軽いボディタッチから、隣に座った彼女の太ももに、そっと手を置く。彼女は一瞬、ビクッと体を震わせたが、その手を振り払うことはなかった。むしろ、その手の上に、自分の手を重ねてくる。
もう、言葉は必要ない。
お互いのグラスが空になり、バーテンダーが「次、いかがなさいますか?」と声をかけてきたタイミング。それが、勝負の時だった。
俺は、バーテンダーを手で制し、アヤの瞳をまっすぐに見つめて言った。
「アヤちゃんさ、この後…どうする?」
それは、問いかけの形をした、最終確認。アヤは、数秒間、俺の目を見つめ返した。そして、ふっと口元を緩め、今日一番の妖艶な笑みを浮かべて、こう言った。
「…マサシさん次第かな?」
チェックメイト。大人のゲームは、ここに終結した。
最終章:天神のホテルと、一夜限りの共犯者
バーを出て、大通りでタクシーを拾う。俺は、運転手に慣れた口調で告げた。
「天神の、グランドホテルまで」
俺がいつも使う、少しグレードの高いビジネスホテルだ。その名前を聞いたアヤが、後ろの席で俺の耳元に囁いた。
「え、めっちゃ準備万端やん(笑)」
「プロなんでね」
俺たちは、共犯者のように笑い合った。タクシーの車窓を流れていく博多のネオンが、やけに綺麗に見えた。
ホテルのエントランスを通り抜け、エレベーターで部屋のある階へ。カードキーでドアを開けると、そこには博多の夜景が一望できる、広めのダブルルームが広がっていた。これも、俺のこだわりの一つだ。
「うわ、綺麗…」
窓に駆け寄るアヤの背中に、俺はそっと近づき、後ろから抱きしめた。彼女のシャンプーの甘い香りと、バーで飲んだカクテルの香りが混じり合い、理性を麻痺させる。
「シャワー、浴びる?」
「…うん」
その後のことは、あまり詳細に語る必要はないだろう。ただ一言で言うなら、博多の夜は、俺が想像していたよりも、ずっと熱くて刺激的だった。俺たちは、恋愛ごっこのような甘い言葉を交わすこともなく、お互いの名前以外の個人情報を詮索することもしなかった。ただ、その瞬間の快楽だけを、貪欲に求め合った。それは、ドライで、刹那的で、最高に楽しい、大人の時間だった。
エピローグ:リセットされる日常と、次の一手
翌朝、窓から差し込む朝日が、昨夜の宴の終わりを告げていた。隣で眠るアヤを起こさないように、俺はそっとベッドを抜け出し、シャワーを浴びる。
俺がバスルームから出ると、彼女もちょうど目を覚ましたところだった。
「おはよー」
「おはよう。よく眠れた?」
「うん、爆睡(笑)」
そこには、昨夜の妖艶な雰囲気はなく、あっけらかんとした、いつもの彼女がいた。それでいい。それがいいのだ。
俺たちは、ホテルのロビーで別れた。
「じゃ、俺はこのまま空港向かうから。今日はありがとう、楽しかったよ」
「こちらこそー!ごちそうさまでした!気をつけて帰ってねー」
彼女は、ひらひらと手を振って、天神の雑踏の中に消えていった。連絡先は知っているが、次に会う約束はない。また俺が博多に来た時、タイミングが合えば連絡する。合わなければ、それまで。そんな、風のような関係。
俺は、ネクタイを締め直し、営業課長・マサシの顔に戻る。ホテルを出てタクシーに乗り込み、「福岡空港まで」と告げる。昨夜の出来事は、すでに過去の記憶。退屈な日常に投じた、非日常のスパイス。それ以上でも、それ以下でもない。
機内の窓から、小さくなっていく福岡の街を眺める。いつもと同じ風景。だが、昨夜の記憶が、その風景にほんの少しだけ彩りを加えているような気がした。
出張の夜は、時に退屈で、時に刺激的だ。大切なのは、自分が何を求めているのかを正確に把握し、そのための最善手を選択し、スマートに振る舞うこと。恋愛なんて面倒なプロセスは、もう必要ない。PCMAXは、そんな俺にとって、最高のゲーム盤の一つに過ぎない。
スマホを取り出し、スケジュールを確認する。再来週は、札幌への出張か。
「さて、次の一手はどう打つか」
俺は、誰にも聞こえない声で呟き、不敵な笑みを浮かべた。
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まとめ
ポイント
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主人公は38歳の既婚男性、出張の夜の退屈しのぎが目的である
恋愛ではなく、一夜限りの割り切った出会いを求めている
プロフィール写真はゴルフ姿で、年相応の余裕とアクティブさを演出した
自己紹介は「楽しく飲む」「ご馳走する」という要点とメリットに絞った
検索相手は20代で、ノリが良さそうな女性を雰囲気で選んだ
複数の候補に「今から会えるか」という定型文を一斉送信し、網を張った
すぐに返信があった29歳の美容師の女性にターゲットを定めた
メッセージのやり取りはテンポが良く、会うまでの流れが非常にスムーズだ
早い段階でLINE交換を提案し、即座に承諾を得ることに成功した
会話の中で、相手も恋愛を面倒だと考える価値観の持ち主だと見抜いた
最初の店は活気のある屋台を選び、警戒心を解きやすい雰囲気を利用した
二軒目にムーディーなバーへ移動し、ギャップで大人の雰囲気を演出した
ボディタッチで相手の反応を確かめ、最終的な同意を引き出した
互いの個人情報を深く詮索せず、その場の快楽だけを求め合った
翌朝は連絡先の交換などもなく、あっさりと解散した
出会いから別れまで、一連の流れをゲームのように楽しんでいる
PCMAXを、恋愛抜きの出会いを実現するためのツールとして割り切り活用した